愛情とは、

からだとからだをよせてさむさをあたためあうことなのだ。









なーんて



なーんて













どきどき

























「っくしゅん!」



夏も近付いてるのに、



いつもの寝場所がなんかサムイ。



「んー…こんなことならまだ布団置きっぱなしにしとけばよかったCー……」



ずずっと鼻水をすすりながら、

つい先日友人の車に乗せて送り届けてもらった温もりに思いをはせる。





(冬のあいだはものすごくお世話になりました。

だから、今びゅーって飛んできて、またオレをあっためてよ)





…そんなことかんがえたってむだだってわかってるけど。





誕生日なんだから、こんなちっちゃなお願い今日くらい叶えてほCよ。かみさま。







とりあえずためいきいっこだけついて

夢の世界へと足をふみいれた。





『オレが寝てるあいだにあったかくなりますように』















こもれびにつつまれてねむるおれは、すごくしあわせなゆめをみた。

だいすきなきみが、おれのトコに走ってくるんだ。

おれはいじょうにねむたくて、ねむたくて、めをひらけないでいるんだけど。



『おーい。ジロさーん』
(んー…だめだよーオレ、まだ寝てるよー)
『…ちぇ。やっぱぐっすりかぁ。せっかくこどもの日なのにー』
(そうだよ。今日はこどもの日で、たんごのせっくで、オレの誕生日だよ)
『せっかく新聞の兜とミニ鯉のぼり2セット持ってきたのに』
(2セット?)
『ガクソと二人装備させて心のアルバムと写真に残そうとおもってたのにー』
(えー、おれ、まだおきれないC…)
『ま、いいや。ちょうどジロさん寝ちゃってるし、誕生日プレゼントだけ置いて帰ろ』
(うー…)
『……あ、やば。ジロさん見てたらあたいも眠くなってきたわ…』
(じゃぁ、じゃぁ、ちゃんも一緒にねちゃえばいいC!)
『ウヒヒ。ちょっとだけ失礼しちゃえ〜♪』












「…………ん」

あれ?

「なんかあったかいC…」

ふと目を覚ますと、おなかの上に青いブランケットがのせてあった。

きっと、かみさまががオレのおねがいを聞いてくれたんだ。

なんか嬉しくなって、おれのかみさまに感謝しながらごろんって回転したら

「…あれ?」

そこにはおれのだいすきなこが寝てた。

一緒のブランケットにくるまって、しあわせそうに。

(なんかよくわかんないけど…ラッキーだC)

もしかして、さっきまでのあれは正夢ってやつ?

おれかっちょE〜(笑)

ニシシってほくそえみながら、ちゃんの方に少しでも近付くように寝返りをうった。











あったかいおひさまと

あったかいブランケットと

あったかいキミの体温。







なんて、なんてきもちいいひるさがり。

なんて、なんてうれしいたんじょうび。

なんて、なんてしあわせなおれ。















ありがとう。かみさま。









おやすみなさい。























死ぬほど久々に小説かきました。
いや、本当に書きたいような形にはできあがってないけども。
しかしこの日だけは祝わんわけにはいかんのです。
どげなスランプやろうとも愛を形にせんと!!
ジロ様おめでとうございましたー!
…じつはブランケットの絵柄は戦隊物なのよーって言わない方が良かですか?








●戻り隊●

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